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世界で1番好きな人

第10章 いつもほんとにありがとう

ミカと付き合うことになってなつみさんへの思いは少しずつ消えていった。


「ミカー晩飯どこいくー?」

「えーっとねー、駅前の飲み屋さん♪」

「またー?ミカほんまあそこ好きやなー。」

「だってお刺身美味しいんやもんー♪電話電話!」

「はいはーい。
あ、もしもし?
今日の19時から2人で、、
あ、いけますか!
じゃあお願いしますー。」


電話の内容を横で聞いているミカは満面の笑顔でこちらにピースしてきた。ほんと天真爛漫とゆうか元気っ子とゆうか。笑

「はよ用意しいや!あと5分後に家でまーす!」

「えぇー!わたしそんなはよ準備できひんー。おいていかんとってー!(。-_-。)」

「騒いでる暇あったらはよ用意!!」

「はぃいぃーー!」

ブゥーッ
一件のラインが。


なつみ
「しょうた久しぶり!夏大会前の決起集会でしょうたの車のせてもらうことなったからよろしくね!家近いし迎えに来るの面倒やったらしょうたんちまで歩いていくから気軽にゆうてね〜😜」


なつみさんはいつもいつも
忘れた頃に僕の心に入ってくる




「用意できたよ!!ほら4分54秒でできたであります!」

「....あ、うん。」

「ん?どうかした?早すぎてビビってもーた?笑」

「そんなことないわ!ギリギリやんけ!ほらいきまっせー!」

「ほーーい😜♪」





ー現在

「わーこのフェリー最高やん(。-_-。)
少し安いけどロマンチック!笑」


「やろー!学生の時代の始まりと終わりがこのフェリーやったんよなー。」

「...なーにかっこつけてんの。ほんま学生の頃のこと思いだしすぎ!今を生きよ!」

「今を生きるか、、なんかのドラマで聞いたことあるな。」

「...また。それはね、、ーーーー」





僕にとって大切な人は?
大好きなひとは?
あれ?

君は、、、?





9年前
ミカとの夕食がおわり家に帰った。
今日はミカがいる。
一緒のベッドで
何回夜を過ごしただろう。





ここから3年間
僕はミカとほんとに幸せな日々をすごした。




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