世界で1番好きな人
第11章 溢れる思い
ミカと付き合い始めて3年が経った。
正直結婚も考える程、仲が良く周りからもそれなりに良いカップルと疎まれてはきた。
あの日までは…
ー6年前
梅雨の時期だった。
その日は雨があがり、じめっとした空気がただよっていた。
1つ上の先輩が部活を引退することになり、おつかれさまの意味をこめてゆうまと唯さんとなつみさんでピザを食べにいくことになった。
「なつみさん、唯さん、4年間おつかれさまでした!!」
ゆうまが店の中で大声を出すと、店員さんがケーキをもって登場してくれた。
「わー!なつこ、すごくない?!ゆうま、しょうたありがとう!」
「ケーキおいしそー(。-_-。) ピザも食って太ってまいそやわ〜(。-_-。)」
「じゃあなつみさんはケーキおあずけで!笑」
「うそうそ!たべますたべます!笑」
なつみさんと話すのはもちろん、顔を合わすのもだいぶ久々だった。飯尾さんと付き合ってからは自分からなつみさんを遠ざけていた、そんな気がしていたから。
ケーキを口に入れながらゆうまが唐突に口を開いた。
「なつみさんって飯尾さんとやっぱラブラブなんすか?あんまり一緒におるとこ見ないですけど!笑」
「…」
なつみさんが少し深刻な顔をしていると唯さんがフォローに入った。
「こら、ゆうま!いきなりそんなこと聞くな!せっかくケーキで盛り上がってたとこやのに!」
「え、より盛り上がるかなと思って聞いたんですけど、、なんかすいません。」
「…明日さ、別れようと思ってる。」
「え、」
「ちょっとなつこ、それ私もきいてないで?」
「唯には全部話してるつもりやったんやけど、今日別れるって決めた。今日。」
「ちょなんでよなつこ!飯尾さんがどれだけなつこのこと好きか知ってるやろ?あんないい人おらんよ?」
「うん、、、わかってる。」
僕は最低だ。
なつみさんが別れると言った瞬間から
心からなつみさんのことを
自分のものにしたいと
本気で思ってしまった。
唯さんは家に帰っても夜遅くまでなつみさんのことを説得したとゆう。。。
正直結婚も考える程、仲が良く周りからもそれなりに良いカップルと疎まれてはきた。
あの日までは…
ー6年前
梅雨の時期だった。
その日は雨があがり、じめっとした空気がただよっていた。
1つ上の先輩が部活を引退することになり、おつかれさまの意味をこめてゆうまと唯さんとなつみさんでピザを食べにいくことになった。
「なつみさん、唯さん、4年間おつかれさまでした!!」
ゆうまが店の中で大声を出すと、店員さんがケーキをもって登場してくれた。
「わー!なつこ、すごくない?!ゆうま、しょうたありがとう!」
「ケーキおいしそー(。-_-。) ピザも食って太ってまいそやわ〜(。-_-。)」
「じゃあなつみさんはケーキおあずけで!笑」
「うそうそ!たべますたべます!笑」
なつみさんと話すのはもちろん、顔を合わすのもだいぶ久々だった。飯尾さんと付き合ってからは自分からなつみさんを遠ざけていた、そんな気がしていたから。
ケーキを口に入れながらゆうまが唐突に口を開いた。
「なつみさんって飯尾さんとやっぱラブラブなんすか?あんまり一緒におるとこ見ないですけど!笑」
「…」
なつみさんが少し深刻な顔をしていると唯さんがフォローに入った。
「こら、ゆうま!いきなりそんなこと聞くな!せっかくケーキで盛り上がってたとこやのに!」
「え、より盛り上がるかなと思って聞いたんですけど、、なんかすいません。」
「…明日さ、別れようと思ってる。」
「え、」
「ちょっとなつこ、それ私もきいてないで?」
「唯には全部話してるつもりやったんやけど、今日別れるって決めた。今日。」
「ちょなんでよなつこ!飯尾さんがどれだけなつこのこと好きか知ってるやろ?あんないい人おらんよ?」
「うん、、、わかってる。」
僕は最低だ。
なつみさんが別れると言った瞬間から
心からなつみさんのことを
自分のものにしたいと
本気で思ってしまった。
唯さんは家に帰っても夜遅くまでなつみさんのことを説得したとゆう。。。