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世界で1番好きな人

第3章 クリスマスツリー

山本唯(ヤマモトユイ)
2年生 21歳
なつみさんと同級生。
雰囲気はかわいいが鼻がにんにくの形であることから皆からいじられる的。

梶原奈都美(カジワラナツミ)
2年生 20歳
学校一の美女として有名。
テニス、ゲームは下手。
ダンスを長年していたが、なんらかの理由でやめてしまったらしい。
とにかくかわいい。


書類が多すぎて休憩がてらに思っていたのに、1時間程真剣にチェックしてしまった。


帰り道、街で1番大きなクリスマスツリーでふと足をとめた。そのクリスマスツリーは七夕のように無数の願い事がくくりつけられてあった。

なぜこのツリーの下の方を見たのだろう。
なぜこのツリーの左側にたっていたのだろう。
そこにはこう書かれていた。



「1番大切な人と、いつか結ばれますように。カジワラナツミ」




同姓同名なんて五万といそうな名前だが、これの意味することが分かるのはずっと先の話だった。

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