テキストサイズ

うちの社長が酷すぎる!

第1章 突然の転勤

「カレシいてもいーよ。2番目でもいい。」

んなアホな、と突っ込もうとしたらソファに押し倒される。

「やっ……やめて海叶!」
「嫌だ、やめない」

うっ……力強すぎ!
このままじゃ…………!!

「か、海叶!私は浮気とかしたくないの!目障りなら帰るから…っ」
「目障りなわけないじゃん。オレはただ、橘が鈍感で前と変わらず可愛いからこうしてるの」

会話が成立しない……!
雄飛の笑顔が頭に浮かぶ。

「…っやっぱりだめ!」

クッションを海叶に投げつけて、ソファから降りようと試みる。

「逃がさない」
すぐに腕を掴まれて元の位置に戻される。

海叶の目は本気で、発情したケモノのような目だった…。

「……………怖い…!」
「怖くない。すぐそう思えるよ」
海叶に手首を掴まれて、キスをされる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ