うちの社長が酷すぎる!
第2章 新しい会社で
side︰宝条陽人
…思いっきりなぐられた。
そろそろ俺のせいで社員が減ってるから、この会社…【global wing】の為にも社員を増やさなければいけなくなった。
ちなみに俺のせいっていうのは、俺が社員の女を手当り次第に食い荒らして捨てるを繰り返してたら修羅場っぽくなってやめていくから。
管理下の会社の名簿を眺めていると、1人の女が目に止まった。
それが今俺を殴った女…橘稀乃。
顔写真でも分かる、童顔の可愛さと何か面白いものを持ってそうという俺の勘で採用。
あっちの上司に命令して今日来ることになっでて、さぞかし嬉しそうにくるものかと思ってた。
【global wing】は大手経営コンサルティング会社だから、給料も高いし地位も高い。
悪い条件ではなかったはずなのに、殴られた。
「あー……腹痛てぇ、超おもしれぇ」
殴られたのは初めてだ。
更に説教。
自分が何をしたかを実感して青ざめて帰っていくのもまた、面白い。
「こりゃ燃えるわ……」
決めた。
橘稀乃を落としてみせる。
出ていった扉を睨みながら、口元に笑みを作った。
…思いっきりなぐられた。
そろそろ俺のせいで社員が減ってるから、この会社…【global wing】の為にも社員を増やさなければいけなくなった。
ちなみに俺のせいっていうのは、俺が社員の女を手当り次第に食い荒らして捨てるを繰り返してたら修羅場っぽくなってやめていくから。
管理下の会社の名簿を眺めていると、1人の女が目に止まった。
それが今俺を殴った女…橘稀乃。
顔写真でも分かる、童顔の可愛さと何か面白いものを持ってそうという俺の勘で採用。
あっちの上司に命令して今日来ることになっでて、さぞかし嬉しそうにくるものかと思ってた。
【global wing】は大手経営コンサルティング会社だから、給料も高いし地位も高い。
悪い条件ではなかったはずなのに、殴られた。
「あー……腹痛てぇ、超おもしれぇ」
殴られたのは初めてだ。
更に説教。
自分が何をしたかを実感して青ざめて帰っていくのもまた、面白い。
「こりゃ燃えるわ……」
決めた。
橘稀乃を落としてみせる。
出ていった扉を睨みながら、口元に笑みを作った。