Tell me why
第3章 別れ、再び
智said
今日で締め切りのイラストの仕事をなんとか終わらせ、家に帰った。
智 「今日の晩ご飯、何にしようかな…」
買ってきた材料を見てメニューを考える。
実を言うと、毎晩毎晩、欠かさず晩ご飯を作っているけど、そのうち翔くんと一緒に食べた事なんて片手で数えられるほどしかない。
いつも用意し終わってから、飲みに行くだの食べてきただの…
ちょっとはおいらの気持ちも考えてよっていうのもあったけど、一緒に暮らせているだけで十分だと思っているから、そんなことは口が裂けても言えない。
でももう慣れてきた。
どうせ作っても食べてもらえないのに、毎晩作るおいらも相当だと思うけどね(笑)
そんなことを思っていると、翔くんが帰ってきた。
智 「おかえり翔くん。晩ご飯は?」
翔 「それより話がある。」
智 「…うん。」
おいらは嫌な予感しかしなかった。
今日で締め切りのイラストの仕事をなんとか終わらせ、家に帰った。
智 「今日の晩ご飯、何にしようかな…」
買ってきた材料を見てメニューを考える。
実を言うと、毎晩毎晩、欠かさず晩ご飯を作っているけど、そのうち翔くんと一緒に食べた事なんて片手で数えられるほどしかない。
いつも用意し終わってから、飲みに行くだの食べてきただの…
ちょっとはおいらの気持ちも考えてよっていうのもあったけど、一緒に暮らせているだけで十分だと思っているから、そんなことは口が裂けても言えない。
でももう慣れてきた。
どうせ作っても食べてもらえないのに、毎晩作るおいらも相当だと思うけどね(笑)
そんなことを思っていると、翔くんが帰ってきた。
智 「おかえり翔くん。晩ご飯は?」
翔 「それより話がある。」
智 「…うん。」
おいらは嫌な予感しかしなかった。