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Tell me why

第3章 別れ、再び

翔said





仕事に手がつかない。




やれどもやれども空回りしているようで、仕事をしている気になれなかった。




おそらくそれは、朝の出来事を含め、俺が帰ってから智くんにしようとしている事が気がかりだから。




上司 「おい、櫻井。」


翔 「あ、はい。」


上司 「ここ間違えてる。お前が間違うなんて珍しいな。」


翔 「すいませんっ。すぐ直します。」


上司 「まぁ、焦らなくていいよ。その資料は明日でも大丈夫だから。」


翔 「すいません。ありがとうございます。」


上司 「今日はゆっくりしてていいよ。」





そう言って、俺の肩をぽんぽんとしながら上司は去っていった。





翔 「ふぅー。集中しなきゃな。」







スイッチを切り替え、午後からの仕事に備えて全力で頑張った。

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