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12時の鐘がなる頃

第1章 プロローグ

屋上でお弁当を食べていると、

「私もいいかしら?」

と、振り返ると40代の吉田さんがいた。

「はい。」

そして、二人でもぐもぐとお弁当を食べていると、
「灰川さんは、結婚しないの?」
「えっ。」
考えても見なかった。

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