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Everyday Love

第26章 Mine【白黄】





彼は両親をアリエナイザーに殺されている。
形は違えど、私と同じ親の愛情など知らないはずだ。
だからだろうか。
私とは逆に''愛''というものを誰よりも信じている。
人を愛し、愛されたいと常々思っている。
その思いは私にも伝わっていた。それはエスパーだからとかそういうのではなくて。
でも、私は怖かった。また裏切られるのが。
信じた瞬間、地獄の底に叩き落とされるのが。
でも彼は、テツは、私が抱えているハードルをヒョイヒョイと飛び越えていった。






「ジャスミンさんが好きなんです。」






そう告白された日を私は一生忘れないだろう。




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