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今夜も君をオカズにする

第2章 東七原駅・多目的トイレ

彼女の喉の奥にかすれた吐息と

体温と分泌物を吸った下着

押し付けられた胸の柔らかさと

先っぽからせりあがってくる快楽

子作りのための生理現象を誘発させるには

十分な要素だった

「先輩…そろそろ…っ」

その言葉を聞いた彼女が

耳の奥でふっと嘲う

一瞬

彼女の上体が抱きすくめをほどいて

半裸の彼女が視界に納まる

濡れた瞳

少し満足気な顔

すっと瞳を閉じたかと思うと

僕の口腔に彼女の舌が入ってくる

思わず咬みそうになるのを必死にこらえて

柔らかい唇の感触

舌が絡んで吸われた瞬間に

快楽の塊が彼女の下腹を汚し始めた

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