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たぬきのつぶやき

第45章 悪質JR

ところが、最寄駅の改札では人相の悪い駅員が待ち構えていて、紙の乗車券と特急券を見てニヤリとすると、紙の特急券が全部繋がっていないから、電子マネーで特急代金を引くけど、ペナルティとして同額を現金で払えと言い出したのだ。

そんなバカなことがあるか。IC定期と紙の特急券が併用できないから、いつもの通りその部分の特急代金を電子マネーで払うと言っているのに、明らかにおかしい。

そのことを説明して抗議するも紙の特急券が繋がっていないとダメだとの一点張り。
IC定期と紙の特急券は併用できないといつも言われてることを指摘すると、それは当然だと平然と言う。

だったら紙の特急券なんて使えるはずないじゃないかと言うと、だったら通勤駅で一度降りる必要があった、それなら大丈夫だったと平気で言う始末。

何をたわけたことをほざきやがると思った。通勤駅で降りたところで、IC定期と紙の特急券の併用はできないと言われて紙の特急券がない状況に変わりはない。紙の特急券がないことに対するペナルティだと言うなら何が違うんだ。

百歩譲ってICカードで出れなければダメだということにしても、いつも乗り継ぐ時はこの方法でOKなのに、今回と何が違うか説明がつかない。
そもそも乗り継ぐ時に相談したら、最寄駅から通勤駅までの特急代金を引くから、電子マネーをチャージして下車駅の改札に見せるように言われて、今まではその通りで事が済んだのだ。

今回と何がどう違うか説明を求めると、当然ながら答えに窮して、そこまで頑張るのなら、今回はこれで通しましょうと、まるでこちらがゴネたみたいに不機嫌そうに言い放った。

絶対におかしいと思う。そもそも、あわよくペナルティをむしり取ったとして、ちゃんと会社の収入として報告するかも甚だ疑わしい。自分の小遣いにするのが関の山だろう。だから現金で払えと迫ったに違いない。

そもそも紙の特急券もどうするか疑わしい。状況的に②駅では②駅から①駅の特急券と乗車券で改札を通った。つまり①駅から通勤駅の特急券は未使用状態。売るなり払い戻すなり、どうとでも小遣い稼ぎができる。

紙の特急券を見てニヤリとしたのは、多分この未使用の特急券を見たのだろう。そして紙の特急があれば、もうひとつ、通勤駅から最寄駅の特急券も未使用であったはずだ。

だからペナルティとか言って現金を求めたのだろう。

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