*蜜恋*
第1章 *危険なアイツ*
「……あー腹減ったww……」
「貴方今日はすき焼きにしたの。
ビール飲むわよね?」
「……ああサンキュー彩音……
すき焼きめっちゃ美味そうだな!」
「……はい。貴方ビール……
私もビール頂こうかしら。」
「……おっ、いいね!……じゃあ、
彩音乾杯しよ!」
「……乾杯☆……」
「貴方食べましょ。はい、ご飯。」
「……サンキュー……頂きまあす。
うん、美味い!」
「……そう?良かったわ!……」
私は旦那の前で技と明るく振舞って居た。
涼太への恋心を見破られ無いように……
……嫌だな……
自分の気持ちを素直に表され無い事が、
これ程苦痛な事だなんて……