*蜜恋*
第2章 *別離*
「……琴音ごめん……暫く考えてまた、
連絡するよ……」
「……涼太信じてるから……最後の、
想い出くらい私にくれるわよね?……」
「……」
「……今日は帰るわ……」
「……琴音本当にごめんな……」
俺はレシートを持つと会計を済ませて、
琴音と別れて店を出た。
……俺ってマジで最低な奴だな……
……琴音こんな俺なんかマジでもう……
止めとけな……
家に帰ると俺はシャワーを浴びた。
そして体を洗ってから部屋に戻った。
髪を乾かしてからまたリビングに戻り、
それから遅めの夕飯を軽く食べた。
……こんな時でも腹は減るんだな……
……琴音はちゃんと食べたかな?……
食事を食べ終わって今日はもう、
寝る事にした。