*蜜恋*
第1章 *危険なアイツ*
すると彼女は静かに話し出した。
『……私……
こっちには引っ越して来たばかりで……
友達も居なくて単車は主人が、
気晴らしにでもって買ってくれたの。』
……ああ……結婚してんのか……
『……そっか~!……
にしても知識が無さ過ぎ!
ガス欠ぐらい解るようになれよなー!
危なっかしいwww』
『本当そうよね……恥ずかしいわ。』
そうこうしてたらスタンドに着いた。
『着いたよ-?彩音さん降りて?』
『あ、有難う。』
『すいませーん!
ガス欠でガソリン入れて下さーい!』
『いらっしゃい!毎度!』
俺は後ろのシートから単車を降ろして、
店員を呼んだ。