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アルバイト

第1章 誘い

「有美〜お願いがあるんだけどな〜」

上目使いで友人の明奈が話し掛けてきた

身長148センチ
二十歳を越えているのに中学生ぐらいにしか見えない童顔とそれに似つかわしくない巨乳

しかもなぜか私に胸の谷間を見せつけている

こんな風に媚びを売っていくる時は何か問題がある場合だとわかっていても、正直かわいい

男だったらいちころだろうな

女の私がやられてるんだから

「で…何?」

「いいバイト紹介されたんだけどちょっとタイミング合わなくてさ〜。有美かわりにどうかなって」


「バイト?」

「うん。すごく簡単みたいなんだよね」

「どんなバイトなの?」

「モニター見てるだけの仕事って言ってたけどよくわかんない。ここに連絡すればいいみたい」

明奈は小さく折り畳んである紙を手渡した

そこには電話番号が書かれていた

「じゃ、お願いね」

「あっ!ちょっ!?」

承諾していないのに明奈はその場を立ち去ってしまった

怪しいバイトだと思いつつ、強く言えない私にはその連絡先に電話をかけないという手段をとることが出来なかった

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