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胡桃のエッチな恋愛事情

第59章 佳祐とアリスの事情①

アリスの口角は

笑っているように上がっているが

瞳から涙がこぼれ落ちている。


「アリス……本当にごめんな……」

「謝ラナクテイイヨ……アリスモゴメンナサイダカラ」

「アリスは謝ることなんて無いだろ」

「クルミニ会イタイカ聞イタラ、ケスケー
悲シイ顔シテタモン……ゴメンナサイ……」


アリスが潤んだ瞳で俺を見つめる。


多分俺は胡桃のことを想い

悲しい顔をしている。

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