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胡桃のエッチな恋愛事情

第37章 最愛だった人との情事

「ど……どこへでも……行っちゃいなよ」

「………」

「どッ……どこへでも……どッ……
どこにも……」

「胡桃……」


小さい頃親に怒られて以来

しゃくり上げる様に泣く私。


「佳祐ぇ……ヒクッ……どこにも
行かないでぇ……」


佳祐は何も言わず

私を包み込むように抱き寄せた。


「すッ……好きなの……佳祐が好きなの……」

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