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胡桃のエッチな恋愛事情

第40章 元旦の情事②

「とッ……斗真のこと好きになちゃって……
ヒッ……ヒクッ……馬鹿みたいでしょ?」


泣きじゃくる私を斗真専務は抱き寄せた。


「俺も好きだよ……って、先に言うなよ」

「へ?……ヒッ……ヒクッ……だって佳祐に
頼まれたって……ゥゥゥ……」


溢れ出す涙を斗真専務が拭う。


「俺が椎名くんのことを話したのは
フェアじゃないと思ったからだよ」

「フェアって?……ヒクッ……」

「椎名くんの意思や胡桃への本当の想いを
知った上で、俺と向き合ってほしかったから」

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