僕らの歪な経験値
第8章 変わる
和也 side
女の子の方から寄ってきてたんだ。
だから女の子に困ることなんてなかったのに。
なんか気分乗らないんだよね。
声かけてくれる子とかいるけど。
忙しいとか言って断っちゃう。
なんでだろ。
雅「これどうぞっ!」
出してくれたのはオレンジジュース。
カタカタ言わせながらそれを机の上に置く。
アル中かよ。
その緊張なんとかしてくれ!
和「ありがと…」
ストローの刺さったそれを早速チューチュー飲む。
ボーっと飲んでいると何か視線を感じてアホの方を見る。
口を開けながらコチラを見ていた。
和「………飲む?」
雅「え?…いやっ!あっ……いいです!そっそんなつもりじゃななないです!」
なななぜに敬語?
じっと見てくるのでてっきり自分もジュースが欲しいのかと思ったから、いるか聞いたら相当慌てふためいた。
ジュースを差し出した手が行き場が無かったので机の上に置いた。
その間、静かな空間が流れるだけ。
なんだ、これ?
この空気なに?
さっきからコイツ緊張しすぎてない?
そろーっとまたアホを見たら、またコチラを見てる。
何か睨みつけられてる?
雅「あっごめん。変な感じで。ニノちゃんが俺の部屋にいるなんて。ついつい見ちゃった」
そう言うとまた黙った。
謝らなくていいですけど?
女の子の方から寄ってきてたんだ。
だから女の子に困ることなんてなかったのに。
なんか気分乗らないんだよね。
声かけてくれる子とかいるけど。
忙しいとか言って断っちゃう。
なんでだろ。
雅「これどうぞっ!」
出してくれたのはオレンジジュース。
カタカタ言わせながらそれを机の上に置く。
アル中かよ。
その緊張なんとかしてくれ!
和「ありがと…」
ストローの刺さったそれを早速チューチュー飲む。
ボーっと飲んでいると何か視線を感じてアホの方を見る。
口を開けながらコチラを見ていた。
和「………飲む?」
雅「え?…いやっ!あっ……いいです!そっそんなつもりじゃななないです!」
なななぜに敬語?
じっと見てくるのでてっきり自分もジュースが欲しいのかと思ったから、いるか聞いたら相当慌てふためいた。
ジュースを差し出した手が行き場が無かったので机の上に置いた。
その間、静かな空間が流れるだけ。
なんだ、これ?
この空気なに?
さっきからコイツ緊張しすぎてない?
そろーっとまたアホを見たら、またコチラを見てる。
何か睨みつけられてる?
雅「あっごめん。変な感じで。ニノちゃんが俺の部屋にいるなんて。ついつい見ちゃった」
そう言うとまた黙った。
謝らなくていいですけど?