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僕らの歪な経験値

第8章 変わる

和也 side







昨日の話をしてもいんだけど、思い出したくもないし、口にしたくもない。



あー本気で調子悪い。



なんで学校来ちゃったのかな。



休めばよかった。










ニ「そこまで顔色悪いんだったら保健室に行こうかな。先生に言っといてくれる?」



大野さんのせいにしてさっき座った椅子からゆっくり立ち上がった。



保健室で寝かせてもらえればいくらか楽になんでしょ。



ついて行こうかと言われたけど断った。



体が重すぎて保健室にたどり着くのが明日になりそうだし。



大野さんがオロオロ後ろをついて来たけど、なんとか教室の扉に辿り着いた。



すると。














雅「おっはよ〜!」



信じられないくらいいつもと同じテンションの男が現れた。  



俺にあんなことしておいて、お前は普段の日常を過ごすのか。



朝からイライラが沸点に達しそう。



智「相葉くん。ごめん。ニノ今調子悪いみたいだから保健室に行かせてあげて」



コイツはいつも俺を構う。



いくつか雑談してバーカとか言いながら、お互いの席に着く。



それでか大野さんが気を遣って、先にバカに声をかけた。







バカは俺を目で探し、見つけた俺の顔色に驚いていた。






何、驚いた顔してんだ。



お前のせいだろ、アホ。







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