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第2章 しゃべくりなう

「翔潤」


翔サイド


しゃべくりが終わり、
次まではもう少し時間がある。

ジュースでも買おうと
自動販売機に向かうと目の前に
見慣れた後ろ姿があった。


「潤…?」
「あ、翔くん!」
「潤ー!会いたかったっ!」
「え、いや、さっき会ったばっかじゃん」
「しゃべくり中潤のことしか考えてなかった。」


それはほんとのこと。


「潤、今から帰るの?」
「あ、うん、そうだよ…」
「気をつけて帰れよ…じゃ、行ってくる」
「うん、いってらっしゃい、頑張って。」
「うん。…あ、忘れ物。」


俺は潤の頬にちゅっとキスした。


ここはまた今度ね。と潤の唇をなぞった。

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