テキストサイズ

イチャコラミックス

第4章 よっつめ

「ここ、切ないですか?」
「ぁあ…っ♡」

下着の上から溝を撫でられ、声になりきれない音が漏れる。

「ふふ…脱いだ方が良さそうだ。」

片手で器用にショーツを脱がされる。
濡れたところが直に空気に触れる。

「あ…も…んんんんんっ!」
「もう、なんだろう。こんなにヌルヌルにして、感覚が無いんじゃないですか?」

いや、寧ろあり過ぎて困っている。

「はぁ、はぁ…ぁあ…っ!」

喘ぎ声ってなんだっけ?
彼氏とした時はAVさながらにアンアン言ったりしたものだか。
そんな演技をできる余地はこの

「んんんんんっ…ふ…ぁああーーー!」

この人の指どうなってるの!?
達して、達して、まだくる。

「こ、こんなの、もう死んじゃうっ…!」

中を外を、執拗に弄ばれる。

「中の方、随分熱くなっていますよ。これでは挿れたら溶けてしまいそうだ。」

一糸乱れること無く、最中だというのにこの初老の男は紳士面でにっこり微笑む。

「あっ…もう ァァァアア…っ!」


喘ぎ声ではない、悲鳴である。
腹の奥を熱い何かが突き破って溢れ出るような感覚だった。
熱い、痺れるような快感。

力の抜けた身体なのに、無意識のまま痙攣し続けた。
すぐ側では半分悪魔の血が流れる男が満足そうに微笑んでいる。

「若いお嬢さんは活きがいい。ご馳走様。美味しかったよ。」

性的な興奮により漏れ出た精気。
やっぱり若い方がいいのでしょうか。

「そんな事はないよ。」

え、そうなの?歳関係無い?

「熟れた精気だって甘美なものさ。」

あ、貴方のような素敵な方にそう言っていただけると、まだまだ頑張れそう!
何をとは言えないけど、女を磨かなきゃって思えてくる。

「ふふ…楽しみにしてるね。」

彼はそう言いながら、女性の服を整える。
何も無かった、としなければならない。
具合が悪くなりちょっと寝かせてあげただけ。
そういう風に整えなければ。


「ん…」
「お目覚めですか?」

目覚めたら、イケオジ。
なんて夢のようなシチュエーション、なんちゃって。

「あ、私ったら…すみません。すっかりお世話になって。」
「お元気になられたなら良かったです。何かお飲み物をお持ちしますね。」

そう言って、マスターは部屋を出て行った。
女は言わないまでもドキドキしていた、だって

いやらしい夢を見ちゃった!






ストーリーメニュー

TOPTOPへ