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『剣術か…分かった、なら刀を探すか』
しかし洋介は、哲也の腕前を信用していなかった
ヘタレどうこうの問題で無く
洋介は、刀では、拳銃には、勝てない、そう思って居るからだ
『大丈夫ですよ』
哲也は、珍しく強気な顔をした
『随分自信があるんだな…』
洋介は、心配しか無かった
その時だ
バン！バン！バン！
部屋の前から銃声がした
『！』
二人は、そっと扉越しに覗きこんだ
『おい、こら、逃げんなよ！』
そこには、二人を追ってきたあの女だった
『い、いや！見逃してください！』
他に一人知らない女の子がいた
『うるさいんだよ！』
バン！バン！
『うあ！うぁ！お、お願い…』
両手と両足を撃ち抜かれ女の子は、動けなくなっていた
『おねがい～？ざけんなよ…』
ピン！
『んん…！』
女の子は、口に手投弾をくわえさせた
『しねよ！』
バン！カン！
バコン！！
銃弾は、手投弾に当たり
手投弾は、爆発した