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デスルール

第7章 目的と真実

『くそ、こうなったら…』
シュゥ
洋介は、懐から素早く香水のような物を依子に吹き付けた
『ごほ、なにこれ、涙と…むせてせきが…ごほ、ごほ…』
依子は、一瞬怯んだ
『哲也逃げるぞ』
『は、はい…』
二人は、一瞬の隙をついて逃げ出した
『ま、まて…ごほ』
『おまけだ』
ぽい、カラン、シュウウウウウ
洋介は、煙幕を投げ更に依子の視界をふさいだ
『くそ!くそぉ!』
煙幕の中で依子は、叫んでいた

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