テキストサイズ

デスルール

第7章 目的と真実

『助かりました…しかし、あの香水みたいなのは、一体…』
哲也が訪ねると
『一階の部屋にあった物で作ったお手製の防犯スプレーだ…臭いがきつくてな、例えばこんな部屋で使えば俺達もむせかえってしまうぞ』
そんな物まで作れるのか、やはりこの人は、凄い
『さて、哲也、交渉は、決裂、どうする気だ…?まだ嬢ちゃんを説得する気か?』
『……』
洋介の質問に答えを返せない哲也
そんな哲也を見て洋介は…
『哲也…いいか、もう情は、捨てろ…やらなきゃ、やられるぞ…』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ