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君と見たあの星

第2章 10年前の七夕



俺は彼女の顔を覗き驚いた。

笑い乍泣いていたのだ…―

不思議に思い乍も彼女を見詰める。


「…大丈夫?」


俺は心配し彼女に問い掛けた。


『ごめんね…』


そっと服の袖で涙を拭き窓に手を添える彼女。


「何で笑ってるのに泣いてたの?」


俺は疑問に思った事を聞いてみた。


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