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君と見たあの星

第2章 10年前の七夕



教室には太鼓の音が少し聞こえるくらい。

彼女の頬が少し赤く見えた。

胸がドキドキと音を奏でている。


『流星くん、ありがと…』


少し潤んだ瞳で俺を見つめ、震えた声で彼女が言う。

俺は目の前に居る彼女に顔を寄せそっと唇を重ねた。






これが6歳の俺の、初めてのキスになった…―






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