彼女は隠れて変化する
第4章 危機一髪!bad男の生理現象!
午後の部に人気者のp@p@(マイマイ)が出ないと知るとファン達が混乱したらしいが――――…
p@p@(マイマイ)ファンに神対応をした木頭さんのお陰でその場は収まった
ゾンビ王子の神対応はその後、伝説として語り継がれるのだが――――…その場に居なかった俺は…内容を知るよしもない…
その間…控え室では泣きじゃくる舞は俺にピッタリと貼り付き…離れない!!
それを見ていた青山さんは、なんとも言えない顔をしていた…
悲しそうな…悔しそうな…ホッとしたような――――…
だよな、“親友”って言ってたし…“マーちゃんを守るのは私!”と、俺に啖呵を切ったばかりだったしな…
心配だったのだろう…
なんて、良い子じゃないか!