彼女は隠れて変化する
第5章 無限ループへようこそ!
「で、なに?俺は腹ペコでイライラな上に寝不足で変なテンションになりかけてんだよ!」
舞のモジモシした態度にイライラが増加?
悪いと思いながら…ちょっと八つ当りした
「あ、///下からパン持ってきたけど…食べる?」
舞は菓子パンを俺に見せる――――…
甘そうなパン――――…無いよりましか?
「食べる――――…そこどけ、そっちに行く」
俺は、窓枠に足をかけ昨日と同様窓から舞の部屋に入った――――…
「あれ?おばさんとおじさんは?仕事?」
「うん、お父さんは仕事――――…お母さんは、お友だちとランチがてらお出かけだって
晩ご飯までには帰るって言ってたけど…いつも、話に夢中になって遅くなるから――――…」
「ふ~ん…お互い…子離れしたって訳だよな…俺の両親も二人で友達の見舞いだってよ…」
俺は、舞のから甘い菓子パンを受け取った――――…
「じゃぁ…///ここには…私と晴馬君の二人っきり…なんだね……何か――――…変な感じ」
「“二人っきり”って――――…意味深な言葉だな!エロい――――し…」