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COLOR’S~殺したのは私~

第13章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)②

「琥珀……愛してるよ。俺には琥珀だけだよ」

「好き」ではなく、初めて「愛してる」と囁かれ私は有頂天になっていた。

バイト代が入ると、毎月二万円を手元に置き、残りは全て貯金した。

その二万円の内訳は下着の購入と一茶とのラブホ代に充てた。

下着購入に至っては月を重ねるごとに大胆になっていき、その下着を洗濯をする母親は私を不信がっていた。

「こんなにいやらしい下着」

母親は透けたパンティを頭上に掲げる。

「学校で流行ってるの」

嘘もつけるようになった。

全ては一茶の為であり、一茶の為なら母親に軽蔑されることなんて痛くも痒くもない。

ラブホで月に一度、エッチな下着を御披露目することも恒例となった。

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