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COLOR’S~殺したのは私~

第17章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)①

「あれ?琥珀ちゃん大人しいじゃん」
「気持ちよくなっちゃったとか?」

そう……私は感じていた。

中学生の頃、自分の性器を弄ぶことを覚えた。

「濡れてるぞ!スゲー!スゲー!」
「挿れちゃおーぜ!」

男二人は服やらトランクスを脱ぎ出した。

そして代わる代わる私の中に挿入した。

男二人は童貞だったらしく、相当手こずっていた。

「これって……血じゃねーか?」
「やべぇ……マジかよ……」

散々騒ぎまくっていた男二人は、私が処女だったという証が手に付着しただけで怯えた。

そして裸の私を置き去りにしたまま逃げた。

どうってことはない。

いずれは失うものだ。

ただ……ここで私は終わらない。

馬鹿な男二人を利用するまでだ。

一茶を手に入れる駒にしかすぎない。

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