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COLOR’S~殺したのは私~

第4章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)①

シャワーを浴び終えて俺の部屋に戻ると
寒いくらいキンキンに冷えていた。

悟史は当たり前のように俺の部屋の
クローゼットを開けると奥の方まで手を突っ込みエロDVDを取り出してプレーヤーにセットした。

「桃子ちゃ~ん。愛しの悟史くんが
会いに来ましたよ~」

『桃子』とは、俺らがこれから観ようとしているエロDVDのセクシー女優である。

この一連の流れは、この二人が俺ん家を
訪れた時の恒例行事である。

いつもなら悟史と一緒に調子に乗る哲也が
あまり乗り気ではない様子だった。

「いい加減さぁ……本物を味わいたいよなぁ」

ポツリと呟く哲也の肩を悟史が組む。

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