
COLOR’S~殺したのは私~
第4章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)①
「哲也の気持ち分かるぜ~。俺らいつに
なったら童貞とオサラバ出来るんだろうな~」
「一茶はいいよな。その気になりゃ
隣の三姉妹とやれそうだし」
哲也の言う三姉妹とは俺の幼馴染みであり
隣に住んでいる三つ子の姉妹
朱夏・琥珀・碧海のことである。
「やれるわけないだろ」
「でも、あの子らって一茶に気があるんだろ」
「昔の話だよ。今は分からん」
幼い頃、三姉妹は競うように
「一茶のお嫁さんになる」と言っていた。
俺は三姉妹とも好きで、小さいながらも
真剣に悩んでいたという記憶がある。
三姉妹の想いを『今は分からん』と口にしたが
実際には三姉妹とも未だ俺に好意を寄せている。
三姉妹の中で唯一俺と同じ高校に入学した
朱夏が俺にこう言った。
「うちらは一茶を共有することにした」
それはあまりにも一方的な押し付けで
俺の想いなど関係ないと言わんばかりだったが
三姉妹に平等な想いを抱いている俺にとっては
好都合だと思うことにした。
なったら童貞とオサラバ出来るんだろうな~」
「一茶はいいよな。その気になりゃ
隣の三姉妹とやれそうだし」
哲也の言う三姉妹とは俺の幼馴染みであり
隣に住んでいる三つ子の姉妹
朱夏・琥珀・碧海のことである。
「やれるわけないだろ」
「でも、あの子らって一茶に気があるんだろ」
「昔の話だよ。今は分からん」
幼い頃、三姉妹は競うように
「一茶のお嫁さんになる」と言っていた。
俺は三姉妹とも好きで、小さいながらも
真剣に悩んでいたという記憶がある。
三姉妹の想いを『今は分からん』と口にしたが
実際には三姉妹とも未だ俺に好意を寄せている。
三姉妹の中で唯一俺と同じ高校に入学した
朱夏が俺にこう言った。
「うちらは一茶を共有することにした」
それはあまりにも一方的な押し付けで
俺の想いなど関係ないと言わんばかりだったが
三姉妹に平等な想いを抱いている俺にとっては
好都合だと思うことにした。
