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COLOR’S~殺したのは私~

第23章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)③

『一茶と朱夏って……何かあるのかなぁ……』
「あると思うよ」
『え……嘘……だって一茶は……』

あらあら。

琥珀ってば……すっかり動揺しちゃって。

「へぇ~、一茶と琥珀の間にも何かあるんだ。
うちら一茶を共有するって同盟組んだよね?
抜け駆けしたんだ~。へぇ~」
『そ……それは……』

否定しないんだ。

てか、私に嘘をついたところで、あっさり見破ってしまうけど。

「一茶と……そういう関係なの?」
『え……あ……ぅん……ごめんなさい……』

あーあ、認めちゃった。

「謝ることないよ。朱夏だってそうだろうし」
『そ……そうなの?嘘……朱夏もって……』

ちなみに私もでーす!と言いたい所をグッと堪え、更に追い詰める。

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