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COLOR’S~殺したのは私~

第25章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)②

「琥珀一人で行けばいいじゃん」
「どうして?一茶が碧海に頼まれたんだから
一茶が行くべきでしょ?」
「だったら一茶が一人で行けばいいじゃん」
「私が一茶と一緒に行ったらいけないの?
朱夏にとって何か都合悪いの?」

朱夏と琥珀の論争が止まらなく、それを制したのは碧海だった。

「朱夏は私とここで飲んでようよ。
一茶と琥珀は早くたこ焼き買ってきてよ。
焼きそばもお願いね」

碧海はクーラーボックスから缶ビールを取り出すとプルトップを開け朱夏に渡した。

朱夏は碧海に言われては仕方がないという具合に缶ビールに口を付けた。

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