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COLOR’S~殺したのは私~

第4章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)①

三姉妹の顔は他人には見分けられないほど相似している。

しかし幼少の頃から好意を持って見てきた俺は
三姉妹を見極められる。

年を重ねていく上で三者三様個性も出てきている。

朱夏は社交性があり、天真爛漫。
琥珀は大人しいが気持ちが優しい。
碧海は真面目で勉強もスポーツも万能。

『どれも一緒だろ』と三姉妹を簡単にひとくくりされ俺が侮辱された気分だった。

「俺らもう抑えきれないぜ」
「だよな。早いとこやっちまおうぜ」

悟史と哲也は股間を押さえ付け
部屋の中をジタバタと右往左往している。

「おまえらに触れてほしくないんだよ」

俺ですら三姉妹に触れていないという思いもあるがそれ以上にこいつらの餌食になってほしくはなかった。

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