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COLOR’S~殺したのは私~

第27章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)④

「あの……あなた……だ……誰なんですか?」

必死に声を絞り出す。

私の身体ではないように全身、そして声までもが震えている。

「迫真の演技だね。早く部屋に入れてよ」

男性は再び意味不明なことを口ずさむ。

部屋に入れてはマズイ。

しかしその男性は鍵を持っている私の手をくるりと回し玄関のドアを開けた。

「お……大声出しますよ……」
「いいね~。名演技だよ」

男性は私の手を掴むと、そのまま引きずるように奥へと入り、ベッドの上に押し倒した。

完全に震え上がり声すら出なくなってしまった。

男性は無理矢理浴衣を脱がせ、下着をつけていない私はあっという間に裸になってしまった。

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