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COLOR’S~殺したのは私~

第28章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)④

『口もガムテープで塞いじゃおうか』
「あ……それもお願いしたいな」

哲也は乗り気だった。

『ホームセンターでロープとガムテープ
買っておくよ』
「ぅん。スッゴク楽しみ」

22時頃に来てほしいことと琥珀のアパートの住所を教え電話を切った。


そして……琥珀は呆気なく私の罠にハマった。

「一茶、私の部屋に来ない?」

琥珀のアパートを出ると三人でタクシーに乗った。

真ん中に一茶が座り両脇に私と朱夏が座っている。

朱夏は堂々と一茶を部屋に誘っている。

そして一茶は私が居る手前、バツが悪そうな顔をしていた。

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