
COLOR’S~殺したのは私~
第31章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑤
「どこ行こうか?まだ渋滞続いてそうだな」
職場に面した246号線は花火大会の影響で、上下線共に大渋滞だった。
「裏に回ってマックでも行こうよ」
「そうするか」
博巳と私はもっぱらドライブデートだった。
結婚した博巳は月に三万円という小遣い制となりデートは節約の連続だったが不満は無かった。
私もお金を遣うなら博巳の為ではなく一茶の為に遣いたい。
ファストフードかコンビニでお弁当を買い、車内でそれらを食べることが恒例となっていた。
ドライブスルーで購入すると、最近閉店した量販店の駐車場に向かった。
「ここメッチャ穴場だろ?」
建物には
【長らくの御愛顧ありがとうございました】
という幕が掲げられていた。
職場に面した246号線は花火大会の影響で、上下線共に大渋滞だった。
「裏に回ってマックでも行こうよ」
「そうするか」
博巳と私はもっぱらドライブデートだった。
結婚した博巳は月に三万円という小遣い制となりデートは節約の連続だったが不満は無かった。
私もお金を遣うなら博巳の為ではなく一茶の為に遣いたい。
ファストフードかコンビニでお弁当を買い、車内でそれらを食べることが恒例となっていた。
ドライブスルーで購入すると、最近閉店した量販店の駐車場に向かった。
「ここメッチャ穴場だろ?」
建物には
【長らくの御愛顧ありがとうございました】
という幕が掲げられていた。
