
COLOR’S~殺したのは私~
第32章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑤
「厚木営業所の支店長にこの書類渡してきて」
「分かりました」
係長に命じられキーボックスから営業車の鍵を抜き取る。
厚木営業所といえば一茶が勤務する職場。
これまで何度か係長の御使いで足を運んだことはあるが、ドライバーの一茶と顔を合わせたことは一度もない。
「琥珀っち。俺も乗せてってよ」
厚木地区営業担当で同期でもある宇田川くん。
営業担当のせいなのか根っからの性格なのか誰に対しても馴れ馴れしい。
一茶が勤務する厚木営業所だから一人で行きたかった。
宇田川くんとはただの同期だけど、一緒に居る姿を一茶に見られたくなかった。
しかし断ることも出来ずに私の運転で宇田川くんと一緒に厚木営業所へ向かった。
「分かりました」
係長に命じられキーボックスから営業車の鍵を抜き取る。
厚木営業所といえば一茶が勤務する職場。
これまで何度か係長の御使いで足を運んだことはあるが、ドライバーの一茶と顔を合わせたことは一度もない。
「琥珀っち。俺も乗せてってよ」
厚木地区営業担当で同期でもある宇田川くん。
営業担当のせいなのか根っからの性格なのか誰に対しても馴れ馴れしい。
一茶が勤務する厚木営業所だから一人で行きたかった。
宇田川くんとはただの同期だけど、一緒に居る姿を一茶に見られたくなかった。
しかし断ることも出来ずに私の運転で宇田川くんと一緒に厚木営業所へ向かった。
