
COLOR’S~殺したのは私~
第32章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑤
宇田川くんが厚木営業所の事務所で無駄話をしている間に私は用件を済ませ営業車の中で待っていた。
営業車を停めている駐車場に一台のトラックが入ってきた。
ドライバーの顔を確認すると一茶だった。
慌てて営業車から降りる私に気付いた一茶は所定の場所にトラックを停めると「琥珀!」と嬉しそうに私に歩み寄った。
「珍しいな。仕事中に会えるなんて」
「ぅんッ!初めてだよ!やっと会えた!」
「大袈裟だな。昨日まで一緒に居ただろ」
花火大会が催された一昨日の土曜日から昨日の日曜日の夜までの約24時間、私と一茶は身も心もお互いを求め愛し合っていた。
しかし一茶は朱夏にも話をすると昨日の晩、私の部屋を出ていってしまった。
営業車を停めている駐車場に一台のトラックが入ってきた。
ドライバーの顔を確認すると一茶だった。
慌てて営業車から降りる私に気付いた一茶は所定の場所にトラックを停めると「琥珀!」と嬉しそうに私に歩み寄った。
「珍しいな。仕事中に会えるなんて」
「ぅんッ!初めてだよ!やっと会えた!」
「大袈裟だな。昨日まで一緒に居ただろ」
花火大会が催された一昨日の土曜日から昨日の日曜日の夜までの約24時間、私と一茶は身も心もお互いを求め愛し合っていた。
しかし一茶は朱夏にも話をすると昨日の晩、私の部屋を出ていってしまった。
