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COLOR’S~殺したのは私~

第35章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)④

それから一年の月日が流れたが、今も琥珀との連絡は断ち切った状態である。

セフレの件や哲也との付き合いは誤解だと信じようとした俺が馬鹿だった。

やはり琥珀は俺だけでは満足出来なかったようだ。

学歴の無い俺は大型免許を取得すると長距離トラックの運転手になった。

朱夏は小田原市のガソリンスタンドに転勤となり、職場と家の往復そして残業も多いらしく、一緒に過ごせる時間が急激に減った。

碧海は大学院へ進むとそれに伴い、伊勢原市の研究室付近にアパートを借り、一人暮らしを始めた。

碧海も朱夏同様忙しいらしく会う機会は減少した。

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