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COLOR’S~殺したのは私~

第36章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑥

花火大会当日も私は仕事22時迄という遅番のシフトだった。

この時間なら国道の渋滞も緩和され、一時間もあれば家に辿り着く。

私は油断していた。

ハードワークと通勤の疲労がたまっていたのかもしれない。

帰宅途中に居眠り運転をしてしまい、交通事故を起こしてしまった。

目が覚めた頃には朝になっていて私は病室のベッドの上で寝ていた。

母親と職場の上司である宮路所長が昨夜から付き添ってくれていたようだった。

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