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COLOR’S~殺したのは私~

第37章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑥

一茶に相手にしてもらえず碧海に犯罪者扱いされ、朱夏には邪険にされたが諦めたくはなかった。

私だけが正当であり一茶を裏切るような真似はしていない。

臆病で人の目ばかり気にして言いたいことも満足に言えないこの性格が祟っただけ。

……強くなろう。

一茶を手に入れたい。

その為だったら全てを失っても構わない。

一茶は未だ私に想いがあるはず。

私も一茶だけを想っている。

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