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COLOR’S~殺したのは私~

第37章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑥

男は【所長 宮路雅俊】という名札を付けていた。

「所長……食事に付き合ってもらえませんか」
「それは構わないけど……いいのかな」

躊躇う宮路所長の腕にしがみついた。

「大丈夫です。夕飯迄には病室に帰りますから」

食事に行った先は病院から一番近い小料理屋で個室に通された。

「食べたら直ぐに戻るんだぞ」
「はい」

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