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COLOR’S~殺したのは私~

第37章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑥

「こっちも可愛いですよ」

私は勝負に出た。

フリル付きのブラウスのボタンを外し、透けたブラを宮路所長に見せ付けた。

「しゅ……朱夏ちゃん!」

宮路所長は目を背けた。

私は宮路所長の隣に席を移し寄り添うように座ると半袖の制服から出ている腕を撫でた。

「所長の腕……たくましいですね」
「じゅ……柔道やってたから……しゅ……
朱夏ちゃん知らなかったっけ?」

宮路所長はすっかり動揺してしまい、身体が硬直状態になっているのが窺える。

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