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COLOR’S~殺したのは私~

第37章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑥

「ビールをください」
「ちょッ……朱夏ちゃん!ビールって……」

お酒の力に頼るしかない。

店員は慌てる宮路所長を他所に瓶ビールと2つのグラスを持ってきた。

私は手酌でビールを注ぎ一気に飲み干した。

再び手酌でビールを注ぎグラス半分くらいのところで身体中が熱くなった。

「朱夏ちゃん……ダメだよ」

宮路所長は私から瓶ビールとグラスを取り上げた。

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