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COLOR’S~殺したのは私~

第37章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑥

「だって所長にフラれちゃったんだもん……」
「だからって……こういうの困るよ」

もう遅い。

私は気分が乗ってきた。

「所長ッ!!!好き──────ッ!!!」

宮路所長を畳の上に押し倒すと強引に唇を奪った。

しかし相手は柔道経験者。

呆気なく突き飛ばされた。

「やめなさい。俺は朱夏ちゃんに好意は無い」

引き下がれない。

私はブラウスとスカートを脱ぎ下着姿になると宮路所長にしがみついた。

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