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COLOR’S~殺したのは私~

第42章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)⑤

ことが終わると朱夏は身支度を済ませ、俺を置き去りにして仕事に向かった。

早速碧海を今夜の花火大会に誘おうとした矢先、携帯電話に会社からの連絡が入った。

『明日から新潟まで行ってくれないか?』
「大丈夫です」

急な仕事依頼でも俺は即座に対応する。

『助かるよ。うちの会社は一茶だけが
独身だからな』
「その独身て……どういう意味ですか?」
『半年……いや一年かな。期間中ずっと
新潟で産廃の仕事をお願いしたいんだ』

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