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COLOR’S~殺したのは私~

第42章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)⑤

新潟に行ったっきりということか。

朱夏に……碧海に……会えなくなる。

だからといって俺に断る選択肢はない。

断りでもしたら間違いなくクビを切られる。

「……分かりました」

そうだ。

朱夏か碧海を新潟に連れていこう。

朱夏は今運転中だろうから先に碧海に電話を入れた。

『無理。だって研究があるもん』

即刻断られた。

「研究と俺どっちが大切なんだよ。ずっと
会えなくなっちまうんだぞ」
『私と一茶の絆って、そんな簡単に壊れて
しまう物なの?遠く離れても私は一茶を
想い続ける自信があるよ。一茶は違うの?』
「俺も……碧海をずっと想ってるよ」

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